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肥満と糖尿病のパラドックス

Posted by 蛍乃煌夜 on 29.2011 呟き:医学部2年(Aug 2011 - May 2012)   8 comments   0 trackback
※ブログ上部にあるスライドショーの写真を一部入れ替え。エチオピアで撮った写真を追加しました~v 是非チェックしてみてくださいね!

一ヶ月以上も更新していませんでしたー!ぎゃぼん。お久しぶりですこんばんは。最近、内分泌腺学のクラスと試験が終わり、Reproductive system (生殖器学?)のクラスが始まりました。神経学、医学スペイン語、倫理のクラスも引き続き。Evidence Based Medicine (根拠に基づいた医療?)のクラスも始まり、なかなかにぎやかです。

加えて今週は CIM の Physical Exam クラスがスタートしました。この実習クラスでは診察のテクニックを学びます。8人の学生+1人の医師教官で1グループ1部屋(模擬診療室)で、バイタルサインの取り方、目、耳、鼻、咽喉、心臓、肺、腹部、神経、生殖器・・・の診察方法などなど、順番に習って練習していきます。実習風景が写真に取れたら、詳しく書くつもり!

ところでこれ、以前ツイッターで呟いた内容なのですが、せっかくなので情報を追加してお送りいたします。

肥満についての講義のスライドより。
ザ・肥満大国アメリカの黒歴史 ~2001年 VS 2010年比較~

肥満の人の人口比(州別)
2001年:3分の1の州が15-19%、半分以上が20-24%
2010年:3分の1の州が20-24%、3分の1が25-29%、3分の1が30%以上

約10年でこんなにも変わるってどういう事…。まさに怒涛の勢いで国中が肥え続けております。BMI30以上は国民の3割以上、BMI25以上に至っては国民の7割!教授はこのスライドを見せながら 「民主党にとっての悪夢です!」というジョークを飛ばし、学生は爆笑してました(赤は共和党の色・民主党は青)。私もぶっちゃけ吹いたけれど、正直これは笑うどころじゃないですよね。

しかし興味深いのは、糖尿病の比率です。
全国平均でいくと、国民の1割が糖尿病という事になります。
※データは全てCDCの統計から来ています。

一方日本は、肥満(BMI30以上)の割合が約4%とアメリカの約8分の一です。肥満の割合は先進国の中でもかなり下に位置するわけですが、糖尿病は日本国民の1割近くのようです(正確な%はちょっと見つけられませんでした)。

つまり、

米国: 肥満の人の約3分の1が糖尿病
日本: 肥満の人の約2.5-3倍が糖尿病

すっごい違い…。この逆転っていうか、この差は一体…。人種でこんなにも異なるんですね。なにせ、糖尿病になりやすい危険因子の一つに「白人以外の人種」って習ったくらい。今まで習ってきた疾患の中では、結構な数の疾病が「危険因子:黒人」とか「危険因子:白人」でした。感覚的に、黒人OR白人っていうのが多かったです。白人以外、っていう危険因子は初めて…。白人って糖尿病になりにくいんですね。だからあんなにブクブクしても平気なんだ。

ちなみに、世界で一番糖尿病&肥満になりやすいのは、アメリカ原住民の一民族、Pima Indianです。具体的なデータは覚えてないんですが、たしか肥満(BMI30以上)が7割っていうデータを見たような…。

はじめまして!!
日本の医学部に通っている一年生です。

留学などに興味があり、いろいろと、探しているなかでこのサイトを見つけました。
いつも、興味深く読ませていただいております。
日本と、米国との、体制のちがいもあり、なかなか、単位の交換などは、出来なさそうだなと思いまして、目指すは、研修医での留学かな?と大それた夢を抱いております。
とりあえず、英語を頑張ろうと思っているのでが…

耳タコでしょうが、なにかオススメの学習方法などがあれば、
教えていただきたく思っております。
出来れば、お忙しくないときにでも、メールの方にお返事いただけると非常に喜びます。

更新楽しみにしておりますので、頑張ってください(^o^)v
2011.10.10 07:34 | URL | 涼華 #ihn3MyrQ [edit]
>涼華さん
コメント有難うございます。アメリカのメディカルスクールは外国の医学部との単位交換及び編入は受け付けておりませんが、提携医学部同士での病院実習(ポリクリ)の交換留学(1-2ヶ月)、そして研修医からの参入は結構やっているところが多いです。是非がんばってください!

ところで、オススメの学習方法って何の学習方法のことでしょう??医学科目についての勉強方法が知りたいのか、それとも私が昔どうやって英語を上達させたかについて知りたいのか…。メールでお返事致しますので、まずはそちらをお答え下さい。(どちらについても聞かれたりしていますので、コメントの文脈からは判断できませんでした)。

2011.10.10 23:34 | URL | 煌夜 #- [edit]
お返事ありがとうございます!!

すみません、言葉が足りなくて…
英語の勉強方法についてです。

よろしくお願い申し上げます。
2011.10.12 21:10 | URL | 涼華 #ihn3MyrQ [edit]
>涼華さん
メールに返信しました。ご確認ください。スパムBOXへ配信されてないかの確認もお忘れなく。
2011.10.14 15:39 | URL | 煌夜 #- [edit]
おはようございます。現在日本の医学部に通う2年生であります。
日本の医学部はご存知かもしれませんが,医学部体育会というのが存在し,少なくとも5割の生徒はそこに入り,多いところでは9割を超えて入っております。
それに対してアメリカの医学部はそのようなものが存在しないと小耳に挟みました。
すると生徒同士の関係や先輩後輩関係,OBとのつながりはどのような場所で作ることができるんでしょうか?医学部が全寮制だからですか?
それ以前に日本の医学生は毎週部活を週3回以上やって時間をつぶしてますが
それに対してアメリカの医学生は毎週何をやられているんでしょうか?

そしてあなた様のご意見として,医学部体育会の存在をどうお考えでしょうか?
大変厄介な質問で申し訳ございませんが,日本の医学部についてご意見を伺えたら幸いでございます。ありがとうございます
2011.10.25 03:37 | URL | japon #- [edit]
>Japonさん
コメント有難うございます。医学部体育会という言葉は聞いたことがありません。ググってみたのですが、各大学医学部の運動部?らしき情報がでてくるだけで、いまいち実態がつかめませんでした。これは部活みたいなものなのでしょうか?

まず最初に。全寮制なのは大学の1-2年までです。アメリカのメディカルスクールの生徒は皆アパート住まいです。アパートがキャンパス内にあるものを借りるのか、普通の市内にあるアパートを個人的に借りるかは人や学校それぞれです。たまたまうちの学校は学校所有のキャンパス内にあるアパートを非常に安く提供してくれるため、9割以上の学生がそこに住んでいます(便利+節約vv)。アパートなので、1LDK~3LDKをカップルや学生同士でシェアします。なのでうちは生徒同士の交流は生まれやすい環境にあるといえますね。私なんかはよくポットラック(料理の持ち寄りディナーパーティ)をやります。みんな近所に住んでいるので行き来しやすくて楽(笑)

先輩、後輩の交流は Interest Group(例: Cardiology Interest Group - OBやレジデント、アテンディング、先輩後輩が参加)やCommunity 活動(ボランティア・啓蒙)、Political Activity(米国医学生連盟)、他はパーティなどで得られます。OBとのNetworkingやConnectionを得られるディナーなどは学校がたまに開催してくれます。参加は全て任意で、強制ではありません。

>日本の医学生は毎週部活を週3回以上やって時間をつぶしてますが
あの、意味がよくわからないのですが・・・時間を”つぶす”んですか??勉強で毎日忙しいのでは???こちらは皆図書館に夜中までいるような人ばかりで、みんな本当にいつも勉強しています。試験も2-3週間おきにありますし、時間を潰すという概念はないですね。また、2年生になると学年末にUSMLE Step1の試験があるのでそれに向けての勉強もありますし、3-4年は病院実習です。遊んでいられる時間はないです。遊ぶならメディカルスクール入学前&長期休暇中に済ませておきます。

ちなみにスポーツなどはみんな勝手に有志を募ってやっています。キャンパス内にあるジムを利用する人は多いですし、友達同士でサッカーやバスケ、テニスをやったりとか。部活という概念はさすがにもうないですね。そもそもメディカルスクールは院であり大学ではありません。生徒の半数は社会人を経験した人たちであり、既婚者も、小さな子供がいる人もいますから。”みんなで一緒に課外活動”みたいなのは「今更」って思っている人が少なくありません(そういうのが好きな学生も沢山いますが)。私の場合は、そういうのは大学時代&社会人時代に結構やったので、今は勉強と自分の時間を大切にしたい。だからメディカルスクールでは課外活動はほとんどやってません(笑)。

医学部体育会ってイメージから察するに、周りがみんなやってるから入らないと気まずい、っていう雰囲気があるのでしょうか?(あくまで憶測ですが)。よくわかりませんが、アメリカは基本的に良くも悪くも個人主義の国なので、Peer Pressureというものはあまり感じません。学生はみんなやりたい活動だけやりたいようにやってます。やらないのも自由。

これで答えになっているでしょうか?(ずれていたらすみません)また何か質問があれば聞いてください。

…結局、医学部体育会って何のために存在していて、何をする団体なんですか?(部活で合ってますか?)気になっているので、よろしければ教えてください。
2011.10.27 00:18 | URL | 煌夜 #- [edit]
返信遅れてすいません。

医学部体育会の説明からさせて頂くと,ご推測されたように,高校の部活の延長です。ただ部員が同じ医学部の学生というだけです。そしてご指摘されたように,部活に入らないと気まずいという雰囲気が流れております。

日本の医学生の先輩後輩関係は7割ほどが部活によって築かれます。そもそもあなた様のあげたInteresrt Groupがこちらにはほとんどありません。

一番大きな違いだと僕は思うのですが,医学生は部活に6年間,熱中します。週3回は必ずです。試験勉強は大半の人が、科目ごとの試験対策本を勉強します。しかしテスト2、3週間前からやったりしたり,医学部では落第点でも3、4回は試験を受けれるので留年は非常に稀です。学校にもほとんど行きません。試験対策本を試験前に、普段は部活に遊びにといった感じです。
(すべての医学生ではもちろんでないです。しかし半分はそうだと私は考えます)
だからこのブログを読んで驚愕しました。医学生は1~4年は上のような過ごし方をしてる方が多いです。

本当に詳細にお答えいただきありがとうございました。
やはり大学院と大学という違いが大きすぎるのでしょうか? 毎日勉強している医学生なんて,こちらでは本当に珍しいです。

医学部体育会のゴールが何かと言われれば,ただ医学部で固まろうということ、先輩を作りにくい環境だから、部活でのみ作っとこう。すみません。正直、暇つぶしと周りの流れにしか見えないです。(独断と偏見であってほしいですが)

長々すいません
ありがとうございました
2011.10.30 05:02 | URL | japon #- [edit]
すいません、横スレします笑。
日本の医学部の勉強は非常に全般的にスローです。大学によるかもしれませんが。。。私立を除くと通常最初の1、2年間はLiberal arts, のこり4年で医学の勉強をすることが多いのではないでしょうか。(自治医大を除くと”本当の”実地を経験させるところはすくないと思います。)japonさんと同じ大学な気もしますが笑、自分の学校では非常に効率を重視するため、授業のノートをみんなで共有する感じです。わざわざ冊子にしてました笑。
ノートをつくる背景には日本人とアメリカ人の気質の違いもあると思います。これは話すと長いので。カットしますが。大学の意図も違う気もします。
日本の大学は常に自分次第なところがあると思います。実はFlexibilityがあって、実験したいと思えばいつからでも受け入れてくれますし、研究室では非常に教育的なところもありますし、そこでペーパーをPublishする人も結構います。さらに海外で勉強しようと思えば、そこからできると思います。学生のころは考え付きませんでしたが笑。いいメンターをみつければ可能でしょうね。
部活は人間形成に行われていると考えています。時間のムダなようで、よくできているところもあり、リーダーシップとかチーム的なものとか密な人間関係をそこでつくれました。また精神的なタフネスとかもそこで磨かれました。よくいいますが軍隊出身の人は精神的な体力があって、苦境で粘れるということがあります。なので政策大学院などでも士官学校出身者を結構雇うことがあるようです。実際働いてみると、忙しいときもあるのでつらいこともありますが、(2、3日寝ないことありますし)自分は部活にいたときの方がいろいろな意味でタフだったので、あまり動じませんでした。なのであまり活動的でない部活にはいるのは非常に時間のロスになると思っています。実際自分が日本で尊敬する先生方は結構学生時代がんばって部活してたりします。あとは部活は上とのつながりも作ってくれます。たとえばCHIEF PROFESSORとと気軽に話せたり、悩みを相談できることがあります。アメリカだとそれも容易な感じもしますが、日本の先生の方がよりWETにかかわりをもってくれる人が多い気がしますね。アメリカ歴短いのでなんともいえませんが。
アメリカの学生をみていると労働力になっているように思います。これも賛否両論で、Short truckがいい人にとっては絶対アメリカの方がいいでしょう。
すくなくとも日本では与えられることをまってるとまったく何もしてくれません。(アメリカでも同じな気はしますが)小中高大の教育環境が違う(というか評価基準が違う)ので、日本の学生は常に幅広く社会経験をすべきだと思います。どう思います?
ふぃらでるふぃあから愛をこめて笑。
アメリカの医学部大変だと思いますが、がんばってください!応援してます!
2011.10.31 17:18 | URL | be #- [edit]


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Author:蛍乃煌夜
高校卒業までは普通に日本の公立の学校に通う。高校の時、1年間アメリカで交換留学をしたことをきっかけに、アメリカの大学を受験し入学。大学を卒業後は3年間アメリカで社会人として生活。その間、アメリカの医学部(メディカルスクール)を受験し無事合格。2010年8月より医学生生活スタート。

 
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