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針灸クリニック@アメリカ

Posted by 蛍乃煌夜 on 02.2011 呟き:医学部1年(Aug 2010 - Jun 2011)   4 comments   0 trackback
そういえば忙しくて書くのを忘れていたのですが、去年学校で「東洋医学セミナー」なるものがありました。Alternative Medicine(西洋医学の代わりとなる医学)が盛んになっている昨今、針灸は最も注目を集めている分野の一つです。

Alternative Medicine にはカイロプラクティス、マッサージ、東洋医学(針灸)、ハーブ、瞑想、ヨガ、などがあります。今回注目するのは日本人に馴染みの深い東洋医学。アメリカで東洋医学を修めた鍼灸師になるには、それ専門の学校に行く必要があるのですが、日本と違い大学修士扱いです。修士で針灸の専門を取った後、国家試験を受けて鍼灸師となるそうです。

で、「これから医師を目指すものは、患者のニーズに答えるべく、Alternative Medicineの存在や大まかな内容も知っているべきである!」というウチの学校の方針の元、近くの針灸専門学校と提携を結んでおりまして。要するに、Exchange programがあるのです。うちの医学生のうち希望者は針灸治療所を訪れ治療を半日見学。一方向こうからはこちらの解剖実習に参加する、という内容(アメリカの法律では、遺体を解剖できるのは医学生と医師のみ)。

針灸とか東洋医学とか、日本人の私にとってはなじみの深いものですが、アメリカ人にとっては目新しく未知で神秘的に写るらしいです。アメリカで針灸がどんな風に治療で利用されているのか、またどんな患者さんが針灸クリニックを利用しているのか興味があったので、わくわくしながら半日(4時間)、鍼灸師のインターンにくっついて針灸クリニックを見学してきました。

私の担当となったインターンはアジア系と思いきや、なんとロシア系白人男性!ってゆーか、予想外だったんですが針灸専門学校に通うみなさん、アジア人の占める割合は3分の1程度でした。意外!そして、アメリカで利用されているのは中国式の針灸技術(?)だそうです。選択科目で日本式針灸の授業を取れるとか。日本と中国の針ってどう違うの?と聞いたら、

中国式=針を刺した後グリグリと深いところまでいく。経穴の位置はそれほど正確ではない
日本式=針は落とすだけ程度の、比較的浅い場合が多い。経穴の位置は1ミリまでも正確

国民性がでてるねw だそうです(爆笑)

患者さんもアジア人や新しいモノ好きな若者が多いと思いきや、そんなことは全然なかったです。その日の午後、インターンは患者さんを3人担当したんですが、一人目は30代の白人女性、二人目は40代のヒスパニック系女性、3人目は70代の黒人女性でした…!治療は一人当たり1時間ほど。漢方薬が処方されることもありまして、クリニックには大量の漢方薬(薬草から百足や蛇の皮や岩石までイロイロ!)が揃えてありました。すげー!本場だわ。お値段は内容によって25ドル~60ドルほど(漢方薬を含まない値段)。保険が利かないのでこの値段。日本とぶっちゃけ同じくらい…?

患者さんに「どこで東洋医学を知ったの?」と聞いたら、友達や知り合いから勧められたというパターンがほとんどでした。特に慢性疾患(腰の痛みとか…)をお持ちの患者さんの場合、大抵、西洋医学やドクターに不満を持っている人が多くてね。で、針灸を試したらよく効いたから大変気に入った、だから継続して利用している、だそうです。

針灸がどうやって身体に影響を及ぼしているのか、まだまだ科学的に解明されていませんが、こうやって東洋医学が西洋で評価されているのって嬉しくなりますね(^▽^)ノ

で、今日は逆のExchangeということで、針灸のインターンが解剖実習に参加しに来ました。皆さん遺体に触れるのは初めてだそうで、初めて見る心臓やら内臓やら脳やら血管やら神経やらに感動してました。

そこで彼らが取り出したるは、。そう、皆さん治療に使うための針を持参してまして。遺体のいろんな経穴に刺しては「へぇ…こんなところに針が出るのか」と剥がされた皮膚や筋肉、内臓を観察して勉強してました。遺体に針…。なんか、不思議な光景だったような。

初めまして!日本の普通の国立大学医学部に通うさざえと申します。自分もアメリカの大学に興味があって、いつかは留学したいと思ってます。ですが、自分が通うの医学部の性質上、そちらに交換留学で何年か通って学位を取得というのは難しいようです)))そこで、日本で六年間の医学部、そして研修医を終えてその後に博士号を取得する際にアメリカの大学に留学したいとおもっているんですが、そのようなことは可能でしょうか???もし何かの知識がおありでしたら教えて下さい!!
2011.02.05 04:48 | URL | さざえ #QXRaNfI. [edit]
>さざえさん
留学してやりたいことは何でしょうか?目的によって取るべき道順が変わります。もしアメリカでPhDを取りたいのでしたら、日本での研修医後にPhD留学をすることは十分できます。そうしている人も結構見かけます(中国人や東欧人に多いですね)。しかし、日本人の場合そんな必要はないのでは?MDだけで研究留学はできます。日本で研修医を終えた後、ポスドク留学をして研究している日本人医師は沢山います(←日本で博士号も取っている人がほとんどだと思います)。アメリカでPhDをとるのは大変です。5-7年かかります。それから書き間違いだと思いますが、博士号を取れるのは大学院であり大学ではありません。
もし臨床留学したいのでしたら、日本にいる間にUSMLEを受け、アメリカのResidency Program にApplyする必要があります。この場合、博士号は必要ありません。
要は留学の目的次第ということです。臨床か研究か。一番手っ取り早いのはポスドク留学でしょう。USMLEなどの試験を受ける必要がないですし。
ちなみに、日本のいかなる医学部であろうとアメリカの医学部に交換留学⇒アメリカでMD取得、というのは不可能です(そもそもアメリカのメディカルスクールは学位が無いと入れず、日本人の医学生は学位を持っていません)。
もし他に質問がありましたら気軽に聞いてくださいね!
2011.02.06 17:31 | URL | 煌夜 #- [edit]
アメリカマイアミで鍼灸師をめざそうとおもっていますが、血恐怖症で、解剖をして死体に針を刺さないといけないのですか?
そんなの卒倒してしまうといっていたら鍼灸師はむずかしいでしょうか?
2013.06.16 15:57 | URL | みろ #5zprNnt2 [edit]
>>みろさん
解剖をするのは医学部だけです。鍼灸師の学校には解剖の授業はありません。上記のブログ記事はうちの学校と針灸の学校の mini-exchange program で、希望者のごく一部の学生が参加しているのみです。ご安心ください。
2013.06.16 22:23 | URL | 煌夜 #- [edit]


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Author:蛍乃煌夜
高校卒業までは普通に日本の公立の学校に通う。高校の時、1年間アメリカで交換留学をしたことをきっかけに、アメリカの大学を受験し入学。大学を卒業後は3年間アメリカで社会人として生活。その間、アメリカの医学部(メディカルスクール)を受験し無事合格。2010年8月より医学生生活スタート。

 
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