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Anatomy! 初解剖は背中から

Posted by 蛍乃煌夜 on 04.2010 呟き:医学部1年(Aug 2010 - Jun 2011)   0 comments   0 trackback
解剖学。用語のほとんどが「ちょ…何語!?」みたいなカンジです(←ラテン語とギリシャ語が多く使われてます)。私にとっては英語自体が外国語なのに、解剖学の用語はさらに難解理解不能な外国語…。まぁ、これも所詮慣れでしょうw Medical Dictionary は心の友!です。ってゆーか正直… Life Science 系の内容に限って言えば、今では英語のほうが日本語より読みやすいです…ヽ( ´д`)ノ

解剖学のコースは講義とラボの両方から成り立っています。どちらもほぼ毎日。チームレポートの提出がやたら多いです。ってゆーか毎週あるような…(^^;)講義は月曜日から始まっていたのですが、解剖のラボ自体は本日水曜日がお初だったのでそれについてレポしてみたいと思います。

ちょっとナマナマしいお話なので、OKな人は下の Read more をクリックしてごらんください。れっつ dissect!! (あ、ついでに読んで「へぇ~」って思ったら、拍手をクリックしてやってくださいv励みになります(^▽^)ノ
Basic Info
うちのチームメンバー:N, V, J, 私
うちの患者さん:Eさん、女性、100歳

最初の1時間半は、まず遺体の Surface Anatomy & Physical Exam です。遺体の様子を外からじっくり観察し、気づいたことを事細かに記していきます。そしてその一つ一つについて仮説を立てます。たとえば、

下腹部(様相):おへその下から恥骨に向かい、4センチの手術痕…Etc
下腹部(仮説):Eさんは子宮摘出術、帝王切開、もしくはAbdominoplasty(←日本語訳がわかりません!)をしたのかもしれない。また…Etc

頭部(様相):グレーの髪をブロンドに染めており、髪はピンクのヘアバンドで纏められていた。上の歯はすべて入れ歯であり、左の頬に直径2センチの丸い痕があった…Etc
頭部(仮説):Eさんはおしゃれに気を使っていたことが見受けられる。活動的で…Etc

とても100歳の遺体とは思えないほど健康的な体つき…。ちなみにうちのラボには9チーム9遺体で成り立っているんですが、一番若い遺体が45歳女性。左右非対称な下腹部に、左わき腹の不自然な盛り上がり…たぶん、悪性腫瘍で亡くなったんじゃないでしょうか。他のチームの遺体を見て回ったんですが、体中に傷跡があったり管が胸からでてたり…。うちのチームのEさんが一番健康的で若々しく見えました(一番年上なのに)。

Surface Anatomy が終わったら、いよいよ遺体の背中の解剖を開始です!何故背中が一番最初?と思われることでしょう。これには理由があるのです。簡単に言えば、
1.Less Emotional Influence (感情を左右されにくい)
2.Easier to dissect (解剖しやすい)
3.Good place to practice (練習しやすい)
解剖で誰もが「…無理!」と思う場所が顔です。次が手。まぁこれは説明しなくてもわかりますよね…。ここらの解剖は精神的に一番キツいらしいです。背中は顔を見なくていいし、大きいので多少失敗しても解剖にそれほど影響はなく、また仕組みも他の部位と比べて比較的シンプルだそうで。…シンプル?┐(´-`)┌

解剖の手引きを読みながら、説明にそってメスを入れます。まずは切れ込みをDermisまで入れ、スーっときっていきます(Hypodermisまで切っちゃダメ!)。これがめっちゃよく切れましてね。ウッカリ深く切りすぎたり…。次は皮膚をピンセットでつまみながら、皮膚をメスと鋏で剥がしていきます。それほど苦労せずに剥がせたんですが、予想外の重労働でした(^^;)。正直、もっと精神的に動揺するのかなって思っていたんですが、結構普通に解剖をしている自分がいて自分でびっくり。10月にあった「遺体との対面式」があったおかげじゃないかな、って思ってます。なんだろう、見るだけだったのにそっちのほうが緊張したような…。今日は初めての解剖!っていうのに、実は全然緊張しませんでした。背中だから、かなぁ…。顔だったら絶対動揺しそう。

ホルマリンの匂いも心配してたほどキツくはなかったです。まぁ今日は実際の解剖時間は1時間だったしね…。明日と明後日は2時間半-3時間ずーっとホルマリンと一緒w まぁ、これもそのうち慣れるでしょう。ってゆーか、遺体の乾燥を防ぐためのスプレーをモロに食らいましたよ…。うちのチームのNクンがね、私が屈んで遺体カバーシートを取っているのに気づかず、思いっきりスプレー!!してくれましてねぇ…。甘ったるい匂いがした。まじで咳き込んだww なにしやがるコノヤロウ!!ヾ(。`Д´。)ノ彡 目に入らなくてよかったよかった。

終わった後はチームごとに Surface Anatomy & Physical Exam レポートを纏めます。提出期限は明日の朝8時。この期限はまじありえなかった…。は!?24時間もないじゃん!?みたいな?夜、チームのみんなで集まりディスカッションし、オンラインのフォームに今日発見したすべてを記載してSUBMIT。ふぅー…最初からとっても濃い解剖学のラボでした(笑)ちなみに、今回のレポートは第一段階で、今後解剖を重ねるごとに解剖している遺体についての情報をどんどん追記していくしくみです(体の部位ごと)。解剖してみると患者さんの生きてきた人生の一部がわかるんだそうで、知りえた病歴や珍しい骨・筋肉のつき方、様相などをこれから探っていきます。

明日は背中の筋肉!金曜日は脊髄!デス☆

あ、ちなみにですね!ラボには3人の教授がいるんですが、それに追加してさらに2人の教授が各ラボを巡回してましてね。おかげで何かわからないことがあっても、、かなりの確立ですぐ傍に教授の誰かがいるというvvすばらしい!!



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蛍乃煌夜

Author:蛍乃煌夜
高校卒業までは普通に日本の公立の学校に通う。高校の時、1年間アメリカで交換留学をしたことをきっかけに、アメリカの大学を受験し入学。大学を卒業後は3年間アメリカで社会人として生活。その間、アメリカの医学部(メディカルスクール)を受験し無事合格。2010年8月より医学生生活スタート。

 
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