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USMLE Step2 CS について

Posted by 蛍乃煌夜 on 16.2013 USMLE 対策   0 comments   0 trackback
クッソめんどくさいボッタクリ試験(失礼)Step2 CS が終わったー!!試験自体は6時間なんですが、精神的に疲れる試験です。大掛かりな試験のわりに短期の準備期間ですんでしまう試験で、(アメリカの医学生においては)ほとんどが一発合格。そう、落ちることが許されないという意味で、ある意味で凄いプレッシャー…。

早速、どういうものか書いてみたいと思います。

Step2 CS とは臨床能力を測る実技の国家試験です。Step1 や Step2 CK と違い点数は関係なく、合否のみの試験です。つまり、ただ受かればよい!!受かるだけでなくよい点が必要だったStep1 や Step2 CK と比べ、プレッシャーはその分低い試験と言えます。合格率はアメリカの医学生で95-98%、IMG(アメリカ以外の医学部出身)で7-8割だそうです。

試験の内容はこんな感じ。

1.SP(模擬患者)の診察:15分
ドアには基本的な情報(患者の名前、年齢、性別、クリニックやERに来た理由)が書いてあります。それを読んでからドアをノックして入ります。診察室でやることは実際の患者さんの診察とほぼ同じです。患者と会話し内容を聞き出し、必要だと思われる診察(身体検査)をします。診察が必要なく問診だけの場合もあります。終わったら患者に自分の所見を述べ、質問に答えて退出します。一番難しいのは時間の有効利用ですかね…。最初の問診で6-8分⇒診察(身体検査)で3-4分⇒質疑応答に3-4分かな。ちなみに腕時計の所持は禁止です。10分経過の時点で「残り5分」のアナウンスが入ります。

2.カルテの記入:10分
フォーマットはUSMLEのサイトに載っていますが、こちらに問診や診察で入手した情報と診断3つまで、オーダーする検査などを打ち込みます。私はいつも一番最初に診断をタイプし、次に検査リスト、最後にHPIと診察(身体検査)の内容をタイプしました。

以上の流れを合計12ケースやります。ケース内容は外来やERでよくあるものから選ばれているので、そんなに難しくはないです。1つはテレフォンケースで、1-2は小児科、1-2は精神科、1-2は産婦人科、残りはすべて内科もしくは外科のケースです。

試験の一日は、

5ケース:約2時間半

食事休憩:30分(飲食物は試験場で振舞われますが、自分のを持ち込んでもOK)

4ケース:約2時間

トイレ休憩:15分

3ケース:約1時間半

です。

採点は以下3つの分野でスコアされます。
- SEP (Spoken English Proficiency)
- CIS (Communication and interpersonal skills)
- ICE (Integrated clinical encounter score) = patient note + data gathering

不合格の人の場合、アメリカの医学生はICEで、IMGの場合はCISが原因で落ちるそうです。日本人の場合はSEPが原因ではないでしょうか?

さて、試験の準備についてですが…これはアメリカの医学生とIMGとでは非常に大きな開きがあると思います。なぜならアメリカの医学生は、CSの試験スタイルにある意味慣れてるからです。SPを使った診察の練習はそれこそ医学部1年生のときからあり、OSCEも年に何度もやります。また、ほとんどの医学部がCSのようなスタイルの試験(診察+カルテ)を医学部3-4年生のときに実施しています(これをCSA=clinical skill assessmentと呼んだりします)。うちの学校ではCSAを3年生の最後に実施し、実質上CSの練習となっています(時間配分も同じで、8ケースやりました)。このときのCSAの結果でCSがどうなるか予測できたり。つまり、CSAの結果が-2SD(標準偏差)以下の生徒がCSに落ちる可能性があり(合格率95%なので)、これに該当すると学校側から呼び出されて補修が必要になります…。言い換えれば、CSAの結果がよければCSはたぶん大丈夫、という事。油断は禁物ですが!

そんな事情で、アメリカの医学生は(CSAの結果が悪くてで呼び出された生徒以外)大した準備もしないで受ける人がほとんどです。うちのクラスメイトで言えば、平均的な準備期間は3日~7日みたいですね。私は6日間で準備しました。具体的には、Step 2 CS First Aid を読み、載っている41ケースを頭の中でやりながら、その中のいくつかをUSMLEのサイトを使ってカルテを10分で書く練習をしました。準備としては十分だったんじゃないかなぁ、と思います。

大事なのは、普段どおり!ということ。要するに、普段やってる患者さんとのやりとりを試験でもやればいい。それで十分合格できます。

日本人の場合は英語がネックになってきますので、英語に自信がない人は First Aid を読むだけでなく、実際に何度か練習してみる必要があると思います。Kaplan にCS対策のクラスがあるそうで、高いけれど結構いいみたいです。ネイティブの友達がいる人はその人に頼んでSP役をやってもらい、練習に付き合ってもらうのでも役立つと思います。

ちなみに…。NEJMにCSの必要性に疑問を投げかける記事が載って話題になってます。
The Step 2 Clinical Skills Exam — A Poor Value Proposition
私的にはこの筆者にものすごく同意。
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USMLE Step2 CK / Shelf exam 問題集&参考書

Posted by 蛍乃煌夜 on 17.2013 USMLE 対策   0 comments   0 trackback
USMLE対策第三弾!今回のテーマは Step 2 CK 及び Shelf exam にオススメな参考書&問題集です。Step 2 CK の結果がよかったので、堂々とオススメを書けますvvわーい。

まず最初に。Shelf exam って何?と思われた方に、簡単に説明を。メディカルスクールでは3年生の各クラークシップの最終日に全国統一試験が行われます。この試験はUSMLEを製作している機関であるNBMEによって作成されており、レベル、内容的に Step 2 CK に近いものとなっています。各Shelf Exam は2時間半で、100問の問題が出題されます。例えば、

外科クラークシップ⇒ Surgery shelf exam (100 questions in 2.5 hours)
内科クラークシップ⇒ Medicine shelf exam (100 questions in 2.5 hours)

という事になります。アメリカの医学生は Step 2 CK に近いNBMEの問題、内科+外科+産婦人科+小児科+精神科+家庭医療=600問をすでに受けた上で step 2 CK を受けているのです。ですからアメリカでは 「すでにShelf exam でしっかり勉強しているから、Step 2 CK に対する勉強なんて、直前に2-4週間ほど復習するだけで十分」というのが一般的になっています。そういう理由で、Step 2 CK 用として使用した参考書なんてほとんどないにも等しく、使用した問題集もUSMLE Worldの QBank のみです。

そんな訳で Step 2 CK で使用した参考書&問題集は少なすぎて日本の受験者に参考にならないと思われるので、各クラークシップShelf exam で使用した参考書&問題集とあわせてご紹介いたします。

前置きが長いですね!本題に。

■全 Shelf exam 共通 及び Step 2 CK ■


USMLE World Step 2 CK
  必須です!実際のUSMLE Step 2 CK に最も近い問題集です。2200問くらいあります。私は1年間有効なsubscriptionを購入し、各shelf examごとにその科目を勉強しました。3年生が終わった時点で全ての問題を一度はやっていたので、4年生に入ったときに一度リセットし、Step 2 CKの勉強期間である4週間でもう一度2200問を全部やり直しました。非常に効果的でした。

First Aid USMLE Step 2 CK
  正直、必要なかったです。内容も薄いし、いらないですね。クラスメイトからの評判も悪いです。ずいぶん昔にやってほとんど忘れている分野を思い出すため、パラパラめくる程度にはよいと思います。上級生からあげるといわれて貰っといたシロモノですが、OBGYNのページくらいしか読まなかった…。

USMLE Step 2 Secrets
  クラスメイトの中では評判がいいので、使用している人は多いみたいです。貰ったので最初のチャプターを2,3読みましたが、結構良かったです。でも結局あまり使わなかったなぁ。

■精神科 psychiatry shelf exam■

First Aid for the Psychiatry Clerkship
  参考書。この内容さえ理解していれば精神科は大丈夫!というほどコンパクトにまとめてあります。オススメです。

Lange Q&A Psychiatry
  問題集。正直、Step 2には必要ないかなぁ、というほど細かい質問が多いです。精神科の問題は長いくせに簡単な問題が多いので、上記の First aid psychiatry の内容をしっかり理解していればこの本はStep 2 には必要ないと思います。Shelf exam には役立ちますが…。

■産婦人科 OBGYN shelf exam ■

Case Files Obstetrics and Gynecology
  参考書+問題集。とってもオススメ!クラークシップのときは白衣やスクラブのポケットにいれて、オペ室に入る合間に読んで勉強してました。各チャプターがコンパクトにわかりやすくまとめてあり、問題も小出しされててとても頭に入りやすいです。

First aid OBGYN
  参考書。こちらもオススメ。全部読む必要はなく、苦手な分野だけ読み込むだけでもよいと思います。要点が抑えてあるので覚えやすいです。

APGO uWISE Exam
  問題集。アメリカ産婦人科学会が出している医学生向けのオンライン問題集です。600問くらいあります。メディカルスクールがお金を払って医学生にアカウントを無料で提供しているため、私はそれにあやかって使用させてもらってました。非常に役に立つ問題が多いんですが、個人でのアクセスがどうなっているのかはちょっとわからないです…。
  
■内科 Internal Medicine shelf exam ■


Step-up-to-Medicine
  参考書。内科のバイブルとでもいいますが、各疾患について症状、診断法、治療法にわけて箇条書きに書かれています。大変わかりやすいです。研修医になっても使える本なので是非。

■小児科 pediatrics shelf exam ■

First aid pediatrics
  参考書。わかりやすくまとめてあったので、結構よかったと記憶しています。全部読んだかについては記憶にないんですが…。

Pre-test pediatrics
  問題集。500問あります。Pre-test シリーズは使えない本ばかりなんですが、小児科だけは別。オススメ。

Lange Q&A pediatrics
  問題集。1000問あります。苦手な分野だけやってもいいし、100問ずつの試験形式のものをやっても良いと思います。

■外科 Surgery shelf exam ■

NMS Surgery casebook
  参考書。内容的には古いのですが、非常にわかりやすくまとめてあってよかったです。

Lange Q&A surgery
  問題集。消化器関連の問題を中心にやりました。ただ、内容が少し古いかも?

■家庭医療 Family medicine shelf exam ■
特に何も使用してないですw

上記の問題集、参考書はUSMLE World を除いてPDFでそこら辺のオンライン上に転がっていたりするので、最新のものに拘らなければ購入しなくても入手することは可能です(コソッと)。ちなみに私はPDFをクラスメイトに回してもらったり、クラスメイトと本を交換したり、上級生から古本をタダで貰ったりしてたので、基本的にUSMLE World 以外購入してません(笑)。

他、Kaplan とかメジャーですが、あまりオススメはしません。なぜかというと、USMLE World 及び実際の Step 2 に比べて問題がやや短く、簡単だと言われているからです。私は使いませんでした。使っているクラスメイトもあまり多くないと思います。USMLE World とあわせて両方使うならよいと思いますが、Kaplanだけというのはまずオススメしません…。USMLE World で十分かと。

あと、NBMEで模試を受けることもできます。合否が心配だ、もしくは、模試のスコアによって受験日を変更したい、という人は受けてみると良いと思います。クラスメイトの中にも使用している人は結構多いんじゃないかな。ただ、オンラインで USMLE World の%正解率を使ったスコア予測ができるページもでまわっているので、スコア予測を理由にして受ける必要はありません。私自身は必要ないと思ったので使っていません。受けると決めた日に何が何でも受けてその後は旅行に行って遊ぶ!というのが私のモットーなので…(笑)。

こんな感じデス!

USMLE Step1 & Step 2 CK 前日と当日

Posted by 蛍乃煌夜 on 30.2013 USMLE 対策   0 comments   0 trackback
今週から4週間は小児科の外来です!一般小児科と専門科(小児消化器内科、小児内分泌腺科、小児神経科…etc)、小児ERなど、毎日あちこち回ってて面白いです。3年生の頃との大きな違いの一つは、医学部4年生から電子カルテに書き込み及び検査オーダーが出来るようになることですね!責任重大です。電子カルテは病院によって違うので、慣れるまでイチイチ時間がかかりそう…。

さて、USMLE Step 1 / Step 2 CK 前日と試験当日についてオススメを書きたいと思います。試験前日&当日なんて Step 1 も Step 2 CK も似たようなもの。Step 2 の勉強方法については結果が満足の行くものだったら改めて記事にしたいと思います。今は結果待ち…。


■ USMLE Step 1 / Step 2 CK 前日 ■

試験前日はズバリ何の勉強もしない事!が大事だと思います。試験はStep 1 で8時間、 Step 2 で9時間にも及ぶ長距離マラソンです。その前日に勉強をしてもすでに手遅れと言いますか、逆に緊張を煽るだけです。前日一日の勉強で何かが変わるわけでもありません。思いっきりのんびりして、一日好きなことをして過ごしましょう!私はアパートの掃除と料理(これは毎日している訳ですが)、読書や軽い運動をして過ごしました。


■ USMLE Step 1 / Step 2 CK 当日 ■

緊張しますよね!朝からドキドキです。ちなみに私はどちらの前日も緊張のあまりほとんど眠れませんでした(爆笑)。前日の睡眠時間は1-2時間(マジカヨー)!せっかく夜10時に就寝したってのに、何の意味もなかった\(^o^)/wこればっかりは自分でどうこうできるわけではないので、仕方ないですね。学校の試験の前日はちゃんとフツーに寝れるのに…。

● 持ち物リストはこちら
・Scheduling permit (必須!これがないと試験受けれない)
・IDカード(免許証とかパスポートとか。こちらも必須!)
・お茶と野菜ジュースと水(ペットボトル3種類w)
・軽食(グラノーラバー、フルーツバー、チョコレート、スルメイカ)←甘い物ばかりだと飽きる

試験会場 Prometric test center につくとロッカーに全ての持ち物を仕舞うように言われます。テストルームに持ち込めるのはIDとロッカーの鍵だけです。テストルームは冷暖房が効いていますが、適温かどうかは本人次第です。カーディガンの着脱はテストルームではできません。念のために持っていって、試験ブロックの合間の休憩時間に着脱します。

テストルームに入る前は指紋を取ったり写真を撮ったりします。ちなみに、休憩時間にテストルームを出たり入ったりするたび、指紋のチェックとボディチェックがあります(出るとき&入る時両方)。休憩時間を計算する折、そのチェックにかかる時間も考慮に入れる必要があります。

● 試験の流れは以下の通り。

1.チュートリアル 15分
2.Block ① 60分
3.Block ② 60分
4.Block ③ 60分
5.Block ④ 60分
6.Block ⑤ 60分
7.Block ⑥ 60分
8.Block ⑦ 60分
9.Block ⑧(Step 2 のみ) 60分
10.アンケート 15分くらい?

Step 1 の場合各ブロック46問、Step 2 CK の場合各ブロック41~45問です。休憩時間は Step 1 も Step 2 CK も45分。短いですが、チュートリアルを5分で終わらせれば、残り10分が休憩時間に追加され、合計55分の休憩時間になります。チュートリアルは最低でも5分は取りましょう。マウスがちゃんと動くかどうか、スピーカーから音はちゃんと聞こえるか、試験開始前にチェックするのは重要です。

● 休憩時間の取り方について。

これ、結構気になりますよね?私は気になって試験前日にググったりしましたが、あんまり情報が見つからなくてモヤモヤしたのを覚えています。私なりに上手くいった休憩時間の取り方を紹介したいと思います。

1.各ブロックを終えるごとに必ず Take a break のボタンを押す!
  どんなに集中力に自信がある人でも、2時間ぶっ続けで試験を受けてずっと同じ集中力、という事はありえません。人間ですから、時間が経つごとに集中力は下がるものです。各ブロックごとに必ず最低でも3分の休憩は取ると、リフレッシュできてよいと思います(椅子に座ったままストレッチするだけでもよい)。2ブロックを連続でやることはオススメしません。

2.休憩時間はトイレに行く&水分糖分補給!

  私は緊張するとトイレが近くなってしまう&カフェイン摂取のせいで(笑)ほとんどのブロック後にトイレに行ってました。アホらしく見えるんですが、これやって正解だったと思います。立ち上がってトイレまで歩く、というだけで気分転換になりますし、逆にすっきりして毎ブロックごと集中できたと思います(ずっと座ってると身体がカチコチになるし)。ちなみに、トイレに行く以外にロッカーで水分補給したりスナックを摘んだり、ほぼ毎回の休憩で何かしら口にしてました。お腹すくんですよね…試験って。指紋&ボディチェック&飲食&トイレ含めて、各休憩で5-7分かかります。でも、予想より短いと思いませんか?結構いろいろできるんです。

3.お昼休憩は短めに。
  正直、緊張してゆったりお昼ごはんなんて食べれらないのが本音です。私は毎回の休憩で軽食を食べてたので、お昼らしいお昼は食べてません。強いて言えば、15分くらいのお昼(グラノーラバー&のんびり一息座る)くらいでしょうか。

流れを書くとこんな感じ(Step 2 CK の場合です。Step 1 も似た様な流れで、ブロック⑧がないバージョンです。

チュートリアル5分
   ↓
ブロック① 60分
   ↓
休憩 7分 (トイレ&飲食)
   ↓
ブロック② 60分
   ↓
休憩 7分 (トイレ&飲食)
   ↓
ブロック③ 60分
   ↓
休憩 7分 (トイレ&飲食)
   ↓
ブロック④ 60分
   ↓
休憩 15分 (トイレ&お昼)
   ↓
ブロック⑤ 60分
   ↓
休憩 7分 (トイレ&飲食)
   ↓
ブロック⑥ 60分
   ↓
休憩 3分 (椅子でストレッチ)
   ↓
ブロック⑦ 60分
   ↓
休憩 5分 (トイレ&飲食)
   ↓
ブロック⑧ 60分
   ↓
アンケート調査 15分

Step 2 休憩時間の合計:7+7+7+15+7+3+5= 51分。
Step 1 休憩時間の合計:7+7+7+15+7+3= 46分

どちらも休憩時間に余裕があります。まぁこれは個人差があるので、自分にあった休憩時間を取ることが大切ですね。

参考になればと思います(^▽^)ノ

1.USMLE Step1 メジャーな 問題集&参考書

Posted by 蛍乃煌夜 on 07.2012 USMLE 対策   5 comments   0 trackback
USMLE対策についてこれから不定期に更新したいと思います。まずは問題集&参考書について。次回以降は勉強方法&準備期間、プランの立て方、試験前日の過ごし方、試験当日の休憩時間の使い方、などが書けたらよいなと。

さて、USMLEにはStep1~3がありますが、その中でも最も重要だと言われているのがStep1です。Step1の点数がレジデンシーマッチングに大きな影響を及ぼすため、できるだけ高い得点を取ることが大切でしょう。一方Step2の点数はStep1ほど重要ではないと言われていますが、Step1の点数が低かった場合Step2で高得点をとれば埋め合わせが出来るそうです。レジデンシープログラムに応募し面接を受けている頃は未だStep2を受けていない医学生が多い為、Step1のスコアが足きりに使われたりするのは間違いないでしょう。

Step1は1ブロックあたり46問で、合計7ブロックあります。自由に分布して使える休憩時間が45分、チュートリアルが15分で、チュートリアルを5分で終わらせれば残り10分が休憩時間に加算され、合計55分の休憩時間となります。

Step1には様々な参考書があります。複数の教材をいくつも使うより、自分にあった少数の教材に絞り、それに集中するのが一番効果的です。

今回はメジャーな参考書・教材について&私のイチオシ!を紹介したいと思います。各項目ごとに必須度、オススメ度を5段階評価し、私が使用したかどうか(使用Yes/No)を表記しました。

USMLE World (通称UWorld) QBank 
必須度:★★★★★ オススメ度:★★★★★ 使用:Yes
2000問のUSMLEスタイルの問題集で、コンピューターにサイトからプログラムを直接インストールして使用します。どの問題集よりも実際のStep1に近い問題の難易度及び内容で、コンピュータースクリーンもそのまま本番と同じです。科目ごとに時間制限あり・なしで解くことができます。半年前から毎日10-20問ずつくらい問いていき、本番2ヶ月前より週一の頻度で一度に3-5ブロックずつ(休憩挟む)やれば本番をシュミレートすることができます。私はこれを一通りやった後、間違えた問題だけ200問くらい解いた気がします。2週目は間違えたとこORマークした問題以外特にやる必要はないと思います。

First Aid
 
必須度:★★★★ オススメ度:★★★★ 使用:No
USMLE受験者のバイブルとも言われるほどポピュラーな参考書です。恐らくほとんどの人が使用していると思います。High Yieldがしっかり網羅されているので、これを完全に復習すれば平均点は固いでしょう。ただ問題は、ミスがかなり多いということです(驚くほど間違い多いです…)。私は使いませんでしたが、ほとんどのクラスメイトが使用していました。カラーになりポイントごとに纏められていて使いやすいです。似たようなものを使用していれば別にFirst Aidじゃなくても大丈夫だと思います。

Gunner Training (通称GT)
必須度:★★★ オススメ度:★★★★★ 使用:Yes
2009年よりスタートした新しいWebベースのプログラムで、私の学年で爆発的に普及しました。。私はこのプログラムのおかげでStep1で予想以上の高得点を叩き出すことができたと思っているので(!)少々詳しくご紹介を。内容としてはFirst Aidの更に詳しいバージョン、といったところでしょうか。それが全てフラッシュカード(暗記カード)として表示され、一度復習するとその内容が毎日のReview Question(復習質問バンク)に登録されます。要するに暗記ツールです。カード(Question)を解くごとにRecall Level(答えられた早さ)を5段階評価します。問題を見た瞬間に答えが思い出せたら5、頑張って思い出したら3、すっかり忘れていたら1、という具合です。Recall Levelによってその問題のReview Questionにおける出現頻度が変わります。毎回すぐ答えられたら一週間ごと⇒2週間ごと⇒1ヵ月毎などだんだん少ない頻度でその質問が出現し、忘れていたら4日ごと⇒2日ごと⇒毎日、など、問題が登場する頻度が上がる、という具合です。復習するごとにその全ての問題(暗記カード)がReview Questionに入ります。毎日そうやって溜まったReview Questionを解くと同時に新しい範囲を復習します。そうやって一度勉強した内容は即座に思い出せるようになるまで何度も復習することになります。また、すでに覚えた内容も一定の頻度で問題がReview Question内に登場するため、月日が経つごとに忘れていくのを防いでくれます。回答率があがった内容はUSMLEスタイルの選択問題も登場するようになります。最初の一ヶ月は毎日のReview Questionが20-30問だったのが、半年終わるころには毎日150-200問になり、試験直前は毎日250問ものReview Questionがあり本当に大変でした。でもそのおかげで一度復習した範囲は自然に覚えていくことができました。解かなかった問題は次の日のReview Questionに上乗せされてしまうので、本気で毎日やらないと追いつきません。故に毎日使用しないと意味がないので、コツコツ勉強していく人向けです。毎日も勉強できない、という人にはオススメできません。
1ヶ月無料で体験利用(Free Trial)ができますので、興味がある方は是非一度こちらからアカウントを作り使ってみてください。効果は保障します…!

Kaplan
必須度:★★★ オススメ度:★★★ 使用:No
日本人の間では人気があるようなので、ご存知の方も多いと思います。KaplanにはQBank (USMLE形式の2000問の問題集)と High-Yield(オンラインの講義ビデオ)があります。Qbankの内容としては UWorld よりやや簡単で問題もやや短めだと言われています。私は購入したものの結局使用せずもったいないことをしました…。UWorldとKaplanのQbank両方使用する人もいます。スコアは問題を数多く解けば解くほど点数は上がるので、この二つのQbankとFirst Aidのみを使用する、というのも一つの手だと思います。High Yieldについては正直、ほとんどの人には必要ないと思います。もともと習った内容とは参考書を読めば思い出すもので、講義をわざわざ見るなんて手間を取れば余計な時間がかかってしまいます。また、講義を見ることにより勉強した気になってしまうという欠点もあると思います。習ったこと(復習したこと)を身につけるには問題を解いて頭に叩き込むのが一番です(そういった意味でGTは非常によくできていると思います)。

NBME

必須度:★★ オススメ度:★★★★ 使用:Yes
USMLEを作っている機関が提供する模擬試験集です。ここでSelf-Assessment パッケージを購入することができ、実際にStep1を受験しているかのように4ブロックや7ブロックの問題を時間制限アリで一気に(休憩込みで)解くことができます。全部ブロック終了後にはStep1の予想点数をはじき出し、パフォーマンスを分析しててくれるので、どの分野が弱いかなどを確認して次の勉強に役立てることができます。自分が試験を受ける2-3ヶ月くらい前に一度受けて実力をはかるとよいでしょう。うちの学校では試験2ヶ月前に全生徒(2年生)に4ブロックのパッケージが配布され、一斉に”模擬試験”が行われました。ただ、どの問題を間違えたか及び解答を見ることはできないので、1度利用するだけで十分だと思います。実際に試験を受けるUSMLE会場で本番通りにPractice Exam(3ブロック)を受けることもできます(私はやりませんでしたが、試験会場の雰囲気を知るためにこれをやったクラスメイトはちらほらいました)。

DIT (Doctors In Training)
必須度:★★ オススメ度:★ 使用:No
最近流行りの&勢力を伸ばしているプログラムです。講義ビデオ&問題がセットになっており、毎日の勉強プランまで全て予め定められており、購入者はそれに沿って勉強すればよい、というお手ごろな内容です。6ヶ月のプランと3ヶ月のプランの両方がある(はず)ので、ちゃんとそれに従えば試験までにHigh Yieldな分野は全て復習できる仕組み。講義ビデオの中にQuestion Time(問題を解く時間)が挟まれているので、効率的に講義を見て問題を解いていけるらしいです。自分で計画を立てて勉強するのが苦手&講義をみて復習する必要がある、という人に最適だと思います。私の個人的な意見としてはKaplanでも述べたように講義ビデオを見るのは時間がもったいないと思うのでオススメしません。私の一つ上の学年ではDITが人気だったらしく、かなりの人数の学生が利用していた模様です。

次回は勉強プランについて。
  

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プロフィール

蛍乃煌夜

Author:蛍乃煌夜
高校卒業までは普通に日本の公立の学校に通う。高校の時、1年間アメリカで交換留学をしたことをきっかけに、アメリカの大学を受験し入学。大学を卒業後は3年間アメリカで社会人として生活。その間、アメリカの医学部(メディカルスクール)を受験し無事合格。2010年8月より医学生生活スタート。

 
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