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ビザの経緯と種類

Posted by 蛍乃煌夜 on 10.2011 ビザ&グリーンカード   0 comments   1 trackback
神経学の試験その2が終了!午後はBOOK OFFで立ち読みしてきました。「感染列島」全一巻だけど濃かったわ~…。最近アメリカで公開されたContagion の映画がそれに近いですね。そして、昔好きだった本を1冊1ドルで発見したので全巻購入。ユン・チアン作「ワイルド・スワン」です。清朝末期から抗日、国民党軍と共産党の闘争、大躍進、文化大革命と、激動の時代を生き抜いた三世代のノンフィクションです。中国の近代史がとってもよくわかる名作。オススメです。

さて、今回は医学部のお話ではなく、聞かれることが多くなったビザについて書きたいと思います。私が利用したビザの種類経緯及びグリーンカードについて少々。ビザについての法律は変わることもありますし、人それぞれの状況によっても変わってきます。また、私の専門は法律ではございませんので、至らない説明になっていると思います。あくまで私個人の体験に基づいた情報であることをご了承ください。

~私のビザ履歴⇒グリーンカードに至るまで~

1.大学生時代: F1 Visa
    03年8月~07年5月まで(計4年)

非移民ビザの一つであり、Student Visaとも呼ばれます。学生ビザで最も一般的なものです。大学学士や修士、博士号過程の学生はこれを取得します。期限は学位が取れるまでの期間有効で、大学の場合は4年、博士号の場合は6-7年有効です。一方、短期留学生、交換留学生、ポスドク、そして外国人医師の研修医はJ1ビザ(こちらも非移民ビザ)を取得することになります。

2.研究員(社会人)時代: OPT
    2007年6月~2008年6月まで(計1年)

OPTというのは Optional Practical Trainingの略です。F1ビザの有効期限を1年延長し、その期間は合法的に働くことができる、というものです。申請は大学生4年の春あたりに行い、3ヶ月ほどで許可が下ります。これは就職先が決まっていなくても大丈夫で、いい変えればOPTを利用すればアメリカ国内どこでも働くことができるということです。しかし、これは1年で切れてしまいます。切れる前に他のビザを取得するか、国外に出なければなりません。

3.病院での研究員(社会人)時代: H1B Visa
    2008年6月~2010年6月まで(計2年)

H1BはWork Visaであり、移民ビザです。H1Bには就職先によって2種類に分かれます。企業で働いている場合、H1Bビザは毎年全米でいくつ、と限られた数しか発行されない決まりになっており、基本はロータリーでしか取得できない仕組みです。つまり、取得できなければ海外に何年か出ないといけないため、基本は”取得は難しい”とされています。一方、アカデミア(大学・病院・研究所)に就職する場合、アメリカ政府が発行するH1Bの数は無制限です。つまり、一端アメリカの病院・研究所などに就職しさえすれば、その後にH1Bは簡単に申請できて取得できてしまうのです。これは意外と知られていない事実だったりします。私の場合、就職はOPTで行ったので、就職の時点で病院側にビザ申請等の面倒ごとが発生しません(だから向こうも気楽に雇用してくれます)。しかし、私が一端就職すると、今度は私の直接の上司(ラボのPI)が病院側に「この研究員(私)はうちのラボに無くてはならない人材だから、1年後にH1Bが必要なんだけど」と要求できます。そうすると、病院側は結構アッサリととH1Bを(私のために私のかわりに)申請してくれるのです。ちなみに、このH1B申請は申請者本人が費用の負担をしてはいけない決まりになっているので、全ては病院側負担です(一人当たり500ドルくらいかかるらしい?)。さらに、病院専属の移民弁護士が全てのプロセスを受け持ってくれたので、私は言われた書類を渡すだけでした(自己負担額ゼロ)。ちなみに、申請も取得もアメリカ国内で働いているうちに全て行えます。3ヵ月後くらいに郵送されてくるH1B許可の書類を待つだけ。それ以降に国外に出た場合は、海外(日本など)の領事館でH1Bビザのスタンプをパスポートに押してもらい、それを利用して米国に再入国することになります。
H1Bの有効期限は3年X2回です。一回の申請で3年有効で、それが切れる前に延長の申請をして合計6年にすることが可能です。また、H1Bは移民ビザでもあるため、グリーンカードに申請することもできます。ただし、特殊技能や専門の資格を持たない人間(学士しか持たない等)が申請すると、待ち時間は5年以上にも及びます(※一方、MDやPhDを持っていると2ヶ月~2年で取れる)。なので、その先にGrad schoolやMedical schoolに行く予定がある私のような者は、H1Bを持っていてもグリーンカードに申請することはできません(待っている間にメディカルスクールに行くことになる⇒F1Visaが必要になる⇒F1Visaは非移民ビザのため、グリーンカード申請中の者にビザは下りない⇒学校に行けない)。

4.医学生時代: F1 Visa
    2010年8月~2011年2月(計7ヶ月)

Medical Studentは再び学生ですので、非移民ビザのF1 Visaに戻ります。本来はこれで4年間を過ごし、Residency(研修医)になったら J1 Visaに移行することになります。研修医中、もしくは研修が終わった後にH1Bに切り替え、グリーンカードを申請するのが一般的なルートです。中には上手く掛け合ってJ1をすっ飛ばし、H1Bから始めるツワモノもいます(←コネなどを使った場合)。

5.医学生時代: Pending Adjustment Status for Permanent Residency
    2011年2月~2011年8月(計6ヶ月)

以前ブログに書きましたが、去年結婚しました。相手はアメリカ人なので、結婚を通して米国永住権、通称グリーンカードに申請しました(すでに察している方がいらっしゃるかもしれません)。本来は4-5ヶ月で取れるのですが、予定された面接の日に私がエチオピアにいたため、面接の日時を一月以上遅らせるハメに…。結果、申請から6ヵ月後にグリーンカード取得となりました。

6.医学生時代: Conditional Permanent Residency
    2011年8月~現在

結婚してから5年以内のカップルの場合、まずConditional Permanent Residency,つまり2年間の有効期限付きの永住権となります。2年後にも結婚がちゃんと続いてることが証明できれば、有効期限を取っ払う書類を申請し、受理されると正式な永住権(グリーンカード)となります。


5と6で述べたグリーンカード申請の経過については、別の記事に詳しく書こうかなと思っています。(…ご要望があればの話)

ちなみに、F1 や J1 などの非移民ビザではグリーンカードの申請はできません(唯一の例外が米国市民との婚姻です。)。申請が許されているのは移民ビザ(H1Bなど)のみです。
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プロフィール

Author:蛍乃煌夜
高校卒業までは普通に日本の公立の学校に通う。高校の時、1年間アメリカで交換留学をしたことをきっかけに、アメリカの大学を受験し入学。大学を卒業後は3年間アメリカで社会人として生活。その間、アメリカの医学部(メディカルスクール)を受験し無事合格。2010年8月より医学生生活スタート。

 
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